自炊を始めたいがどうしても続かない自炊初心者向けの記事になります。
なかなか自炊が続かなかった私が次の3つのポイントを意識するだけで自炊できるようになりました。
- 完璧な自炊は目指さない
- 買い出しは週に1回
- 休日に1週間分の作り置きを作る
皆さんの自炊の目的とは何でしょうか?
私は食費の節約と健康の維持が目的でした。私と同じ目的の人も多いと思います。
実はこれらの目的を達成するためには調理することは必須ではありません。
例えば納豆や豆腐、さばの缶詰などは安価かつ調理いらずで高い栄養価を確保できます。
野菜や肉類はパックサラダや冷凍ハンバーグなど調理済みのものを駆使すれば手間は省けますが値段は割高になりがちです。
野菜や肉類は自分で調理し、納豆など安価かつ手間のかからない食材を取り入れることで、食費の節約と健康の維持を達成していきましょう。
1日3食すべて調理するというのは初心者にはハードルが高すぎます。
自炊を習慣化できていないうちは、手間を極限まで省くのが自炊を続けるポイントとなります。
自炊を習慣化するための第一歩としてハードルは極限まで下げておきましょう。
手間がかからず栄養価が高く安い食材でおすすめは納豆、豆腐、さば缶、バナナ、オートミールです。
オートミールは水やお湯などで煮るのが一般的なようですが、私は多めのお湯でふやかしてインスタントのお味噌汁やお茶漬けの素を入れて、お茶漬け風にして食べています。
お湯を注ぐだけなので手間はほとんどなく、味も簡単に変えられるのでおすすめの食べ方です。
栄養価の面からミックスナッツもおすすめです。Amazonなどで大袋を買って小分けにすればコストも抑えられます。
作り置きを作っておくことも重要です。毎日調理するのは大変ですが、作り置きがあると温め直すだけで1品できます。
また、凝った料理を作らないのもポイントです。凝った料理は多様な食材と労力が必要になりますし、余った食材の処理にも困ります。
最初は買った食材を使い切れるようなスープや炒め物がおすすめです。
凝った料理を作るのは習慣化できた後にしましょう。
食材は週に1度まとめて購入します。これは自炊の天敵であるお弁当やお惣菜への遭遇率を下げるためです。
お弁当やお惣菜の誘惑は強く、毎日食材を買いに出かけたら確実に負けてしまいます。
たとえ50%の確率で誘惑に打ち勝ったとしても、1週間毎日通えば全勝できる確率は0.8%です。
1週間に1度であれば勝率は50%です。60倍以上勝率が高くなります。
スーパーやコンビニには極力近づかないことで、自炊の妨げを排除できるだけではなく、衝動買いの抑制にもつながるでしょう。
私は誘惑に勝てないので、買い出しの日はお弁当を買って良い日にしています。
毎日、特に平日に調理することはかなり負担になり、自炊を習慣化する妨げになります。
特に洗い物を減らせることが大きいです。
調理の回数をできるだけ少なくすることで、習慣化の成功率を上げます。
また、作り置きがあることでスーパーやコンビニに立ち寄る機会が減ります。
モチベーションが下がっているときには時給換算してみると良いです。
私の場合、週に1度1時間程度、1000円くらいで5食作り置きするので、お弁当5個分の3000円くらいと比較して2000円の節約になります。
時給2000円の副業をしていると思えばモチベーションも上がってきます。
実際にはお弁当だけでなく、ソフトドリンクやサイドメニューを買ってしまうことも多いので2000円以上節約できています。
私の場合の実践例を紹介します。
人参、玉ねぎ、舞茸、セロリ、ブロッコリー、キャベツ、たまご、納豆、豆腐、鶏肉(または豚肉)、さば缶、バナナをスーパーでまとめ買いします。
野菜類とお肉、卵5個を使って、野菜スープ3日分と野菜炒め2日分を作ります。
スープはコンソメや鶏だしなどから気分で選びます。
調理後はタッパーに料理をつめて、スープは冷蔵保存、野菜炒めは冷凍保存しておきます。
また、大袋のミックスナッツをジップロックに小分けしておきます。
お昼には完全栄養食の「BASE BREAD」を取り入れています。
<食事メニュー>
朝:ミックスナッツ、バナナ
昼:BASE BREAD
夜:スーパーの弁当
日曜日に分けておいたミックスナッツと作り置きを中心に消費します。
納豆と豆腐は小腹がすいたときに食べます。
<食事メニュー>
朝:ミックスナッツ、バナナ
昼:BASE BREAD
夜:オートミール、作り置きの野菜スープ(または野菜炒め)、納豆+たまご、豆腐、さば缶半分
作り置きはなくなっていますが、週末の解放感でお酒を買いがちなのでスーパーには行きません。
<食事メニュー>
朝:ミックスナッツ、バナナ
昼:BASE BREAD
夜:オートミール、納豆+たまご、豆腐、さば缶半分
デスクワーク中心で少し低カロリー気味なので朝食にオートミールやバナナなどを追加しても良いかもしれません。
- 完璧な自炊は目指さない
- 買い出しは週に1回
- 休日に1週間分の作り置きを作る
この記事では自炊を続けるためのポイントについて紹介しました。
できるだけ手間を省き、自炊を妨げる障害には近づかないことが重要なポイントです。
自炊の割合は低いですが、まずは自炊を習慣化することが大切です。
自炊を習慣化できたら、自炊の割合や料理のレパートリーを増やしたりしてみても良いかもしれません。